特別展示 甘~い思い出「紀北町和菓子屋さん」展

■開催期間

2021年2月21日(日) ~ 4月4日(日)
【時間】9時00分~16時30分
【休館日】月・祝

■開催場所

海山郷土資料館(紀北町中里96)
※駐車場は、道路反対側の駐在所前の道路側二台両側の4台分です。

■内容

昨年の3月、便ノ山の平見あさ子氏より落雁(干菓子)の木型などの和菓子の道具類約50点の寄贈があった。大小の鯛を始め蓮や果物など様々な種類が揃っており、彫刻として鑑賞することもできそうである。 平見菓子店は店舗を持たず、自家製の干菓子類を地域の小売店に置いてもらう卸(おろし)専門だったため、一般には馴染みが薄い存在だったが、それでも結構な量である。
 旧海山町には平見菓子店を含め10軒の和菓子屋があったのだが、今ではたった2軒になってしまった。今回の展示では、見事な木型を見て頂くと同時に、懐かしい地元の和菓子と、その思い出に浸っていただきたい。

【展示品(写真・パネル・現物)】
◆落雁の木型及び和菓子の道具類(平見菓子店)
◆落雁の木型(尾鷲の鷲甘堂・大昌軒、相賀の菊屋)
◆海山地区の和菓子の聞き書き(新吉屋・松月・坂井・華の家・芝庄・菊屋・まつ屋・川松・平見・新甘堂)
◆和菓子の包み紙(新甘堂)
◆紙粘土で再現した落雁◆おさすりを紹介した冊子
◆おさすり押し器
◆おさすりのレシピ
◆尾鷲名物菓子を紹介した古いパンフレット(コピー)
◆鯛焼きの焼型(芝庄)など

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